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3月上旬、某日。
別に忘れていたわけではないが
多忙のため、またしても火曜日は
書店に行けず。
水曜日の昼休みに先週、一冊だけ残っていた
いつもの書店に行って、週刊ロボザックを探す。
「体のふしぎ」が今週も幅を利かしていたので、
この手の書籍がどのあたりにあるのか
すぐにわかった。
しかし週刊ロボザックは消えていた。
いよいよこの日が来たのだ。
火曜日だったら、残っていたかもしれない。
でも、なかったかもしれない…。
噂では、週刊ロボザックは号数を重ねると
そのうち書店から消えると聞いていたのだが、
とうとうその日が来たのだ。
私は軽いめまいを覚えたために、
寒風が舞い戻ってきた歩道を避けて
地下鉄の駅へと向かう地下通路をくぐって
会社へと戻ろうとした。
最古の部類に入れられるこの路線の駅には
うらびれた数件の店がならぶ小さな地下街
がある。
そこに、かなり懐かしい雰囲気の書店もある。
女性誌はけっこうならんでいるが、
自動車雑誌や男性ファッション雑誌は少ない
どちらかというと、鉄道とか軍艦とかハードSM
といったマニアックな品揃えをしていたことを
思い出し、ちょっと重い気分のまま小さな書店に
足をむけた。
ちゃらちゃらした外装の週刊ロボザックは
どうせ取り扱ってはいないだろうと
高をくくっていた。
入り口の脇に、第1号から第5号まで各1冊、
そして第6号と8号は2冊のバックナンバーも
整然と、ロボザックコーナーが!
「おお、ロボザック!」
私は小さな感動を覚えながら、
手にした週刊ロボザックが8号であることだけを
しっかり確かめながら、レジへと向かった。
1,000円を2枚差し出した瞬間、
ロボザックの異変に気づいた。
薄い…。
■その日の満足度
★★★★☆
■その他の感情(無常)
★★★☆☆