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2024/05/05

17(ワンセブン)渋すぎ

3月下旬、某日。

Easyロボット工学は、油圧と空気圧。
丁寧な説明ながら、結論はRZ-1とは関係無い、
ということで、身近に使われている技術であると
わかればよろしいということでしょうか。


ロボットヒーロー列伝。
今回は相当レアなヒーローだ。
その名も『大鉄人17』、ワンセブンと読む。

当時、12歳かあ。
小学生とは言え、高学年でまじめに見るには、
造形的にキツイ。
三角頭に箱型ボディ、足は短い直方体。
当時としても、この造形は
時代遅れだったはずだ。

そのワンセブンがなぜここで紹介されたのか、
少なくとも、ロボットヒーローとして
エポックメイキングな造形とか設定とかが
あるはずだ。

分析してみると、まず石ノ森章太郎の原作では
異色の実写巨大自律ロボット物というのが
このヒーローの注目点。

しかし石ノ森作品を紹介するなら、
何もワンセブンを持ってこなくても、
サイボーグ009とか、仮面ライダーとか、
キカイダーとかロボコンとかいくらでも
先に取り上げたいのがあるだろうに。


ストーリーという点では、さすがに石ノ森作品
ということで、なかなか興味深い。

悪者は世界平和を目的に作った人口頭脳が
出した結論が、人類抹殺で、そのために作った
兵器がワンセブン。
ところが自律知能を持つワンセブンは
世界平和に人類抹殺はふさわしくないと
人類のために戦う、といった内容。

当時はぜんぜんわからなかったが、
今読むとたいへん興味深い内容だ。
惜しむらくは、その時代遅れのロボット造形が
対象年齢を下げてしまい、その視聴者層には
このストーリーが難しすぎることか。


当時のかすかな記憶では、
特撮シーンが多くて、物理法則を無視した
返信合体が多かったこと。

そうやらワンセブンが取り上げられたのも
そのあたりが理由のようだ。
つまり当時のヒーローとして
テレビで活躍するには内容よりも、
そのおもちゃがどれだけ売れるかが
たいへん重要な時代だったということらしい。

当時のロボット玩具といえば、超合金。
ワンセブンの超合金もよくできていたなあ、
ということらしい。

さらに1999年に発売された
『超合金超絶自動変形大鉄人17』
は、さらによくできていたということか?


いずれにしても、渋すぎな題材であった。



■その日の期待度
 ★☆☆☆☆
■その他の感情(地味!)
 ★★★★☆







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2007/03/23 第6号〜第10号を分析する Trackback() Comment(1)

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