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6月下旬、某日。
第22号のクライマックスは、脳みそ、
つまりマイコンボードの搭載である。
わずか5cm角程度のちっぽけなラジオ部品
みたいなボードがついて、4,990円。
その価値がわからない普通の人にとって
きわめて高額な値段設定である。
ただし高いだけでいえば、薄い鉄板部品と
数本のネジがついて1,990円の方が割高かも
しれない。
作業は簡単に言って、ネジを4本締めるだけ。
あとはおまけ的な作業をするだけで、
脳みそが載ったからと言って、突然RZ-1が
動き出すということは無い。
ひとつ興味深い点は、脳みそボードには
頭部に取り付けるためのLEDインジケーターが
差し込んであったこと。
これはつまり頭がパカパカと点滅するわけだ。
ついてきたのはうれしいのだが、コネクターに
刺さっていたのは、少々やっかいであった。
なにしろ「注意」には、マイコンボードは
非常にデリケートなのでむやみに触るな!と記されて
いるため、ビビリながらボードを取り扱っているのだ。
しかしLEDのコネクターを取り外すためには、
右手の指先でつまみしろが無いコネクターをつまみ、
左手の指で突き出たピンの山を交わしながら、
ボードの縁をしっかりとはさんで結構な力で
引っ張る必要があるのだ。
しかもコネクターは華奢そのもので
ケーブルを引きちぎってしまう危険が
頭をよぎる。
同時に力を込めた左手が、コネクターが抜けた
拍子にバランスを崩して、ピンの山をつぶしたり、
溶接部におもいっきりにじみ出た汗を
べっとりとつけてしまうリスクも予想される。
そんな恐ろしいリスクを感じつつ、
LEDのコネクターを引っ張るが、硬い。
こんなのは最初からはずしておけばいいのにと
文句が出る。
取説の写真をよく見てつまみ位置を再確認し、
覚悟を決めて、コネクターを引っ張ると
するっと抜けた。
抜けた瞬間は、あまり力が必要なかった気がする。
案外簡単なことなのだ。
ただし、その力加減を知らない初心者にとっては
恐ろしい作業だった。
ネジ4本を取り付けた後は、ボディカバーを
仮止めする。
ボンネットのついたロボコンのような上半身が
ほぼ出来上がった!