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2024/05/18

逆転裁判4を超えられるか…

4月、中旬某日。

楽しかった逆転裁判4が終わってしまった
心の隙間を埋めるため、会社の同僚のY君の
目撃情報を頼りに、バスと地下鉄を乗り継いで、
大手書店の本店に乗り込んだ。

学生街の駅前にあるこの書店、
訪れたのは私が学生だった20年前以来のこと。
当時はこの書店こそが大型書店!だったが、
現代となっては、特に珍しくもない広さか。

郊外に大型の支店をたくさん持つためか、
本店とはいえ、特別品揃えが良いようにも
見えないので、あまり期待が持たぬよう
心がけながら、店の奥へ奥へと探索の歩みを
進めた。

お目当ての「週刊ロボザック」13・14号を
見つけられぬまま、およそ50Mを進んで、
店の最奥のスタッフ出入口前で立ち止まった。

非常時以外は通行禁止の階段の下に、
全く売る気を感じさせない移動式の書棚に
「体」や「ドールハウス」などの“分冊”が
無造作にそして不ぞろいのまま並べられて
いるのを見つけた。

よく見るとロボザックの文字があったが、
文字の並びから「ロボザック特性バインダー」
であることが読み取れた。
もっとよく見ようとして足を踏み出そうとした
その瞬間、スタッフ出入口から若い店員が
早足で飛び出してきた。

私はつい体の向きを変え、こんな誰も見向きも
しない“分冊”には興味無いよという顔をした。
もちろんその店員はこちらの気持ちなど全く興味
は無いはずだが…。

しかし私はその瞬間、久しぶりに
「週刊ロボザック」の第1号や第2号を買った時の
あの恥ずかしさがよみがえった。

私は無意味に50M前の入口付近まで引き返し、
もう一度念のため“普通の分冊コーナー”
というものが無いのかを確認して回った。

「無い。」

やむを得ず、Y君の情報を確かめるために
もう一度、あの売る気の無い移動式書棚へ、
そして店員たちの通行の合間を見て、
その前へと近づいた。


下から2段目、ちょうど真ん中あたりに
アズキ色の背景で、「週刊ロボザック」と
「13」という文字を2つ分、見つけた。
しかし「14」という文字は見つからない…。

その瞬間、私の背後に店員の気配がして
『お客さん、ロボザックをお探しですが?』
と声がけされるのではないか、という
(冷静に考えれば全くありえない)状況を
思い浮かべてしまい、その場から逃げ出したい
衝動に襲われたのであった。



■その日の期待度
 ★★★☆☆
■その他の感情(逃げ出して~感)
 ★★★★★★

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2007/04/20 第11号〜第15号を分析する Trackback() Comment(0)

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